2016/02/13
法被の身と袖は同じタイミングで
どうです?
綺麗でしょ。
これは法被の身と袖の部分です。
染め上げた後に乾燥させてます。
袖の部分の生地は身の端っこを使います。
身も袖も同じタイミングで染めないと色が微妙に違ってきたりします。
同じ染料、同じ時間で乾燥させたとしても、温度や湿度で発色がかわってしまいますので、基本的に同じタイミング、同じ条件で染めます。
別けあって、別で染めたとして、同じような天候でも、時間を空けたり、次の日に別で染めたりすると、身と袖の色が合わない!なんてことになってしまいます。
こちらの法被は合志市の笹原自治会のご注文で先日作らせて頂いた法被ですが、笹をイメージした緑色がとてもよく出ました。
背中の竹と笹のデータ作成にはちょっとだけ苦労しましたが、とても良い出来上がりになりました。
自治会の秋祭りや催しの時に着用されていらっしゃるとのことでした。
最近、自治会単位での法被のご注文が結構あります。
お祭りはもちろんですが、廃品回収や、地域の清掃、ボランティアなんかの時にもおそろいの法被を着られるようです。
各自バラバラの恰好よりも、法被やTシャツなんかでお揃いの恰好してるとそれだけで士気がたかまりますもんね。
見ているほうも同じく統一感があって、気持ちいいものです。