2016/02/06
手染めに重要な型枠つくり
染める作業の前にはとっても重要な型枠作りがあります。
デザインに合わせて型紙を切ります。
機械で切るばあいもありますし、手で切るばあいもあります。
切りあがったら、型枠の網戸の網みたいなとこに貼り付けます。
文字の切った内側に染料が入り込まないようにノリを置きます。
そうすると、全体の生地色は赤に染まっても、文字は染まらす、生地色のまま、白抜きになります。
これは結構大きな神社ののぼりなんで、型紙を切るときにそんなに細かい部分はありませんが、手拭いなどに細かいデザインを染める時は、一か所、一か所剥ぎ取っていく作業が大変なんですよね。
出来上がりは、やっぱり手間がかかった分だけ、いいものが出来上がります。
最近は、宣伝幟も、部活の応援旗なんかもインクジェットで作成することが多いんですが、
やっぱり手染めにはかないませんね。