2019/02/05
四尺提灯の作成の模様です。
南阿蘇村の地獄温泉 旅館 清風荘さんは熊本地震で大きな被害を受けられ、只今、ボランティアの皆様などの協力を得ながら再建に奮闘されています。
今春からは日帰り温泉の一部「すずめの湯」がOPENし、依然の賑わいがもどってるくることでしょう。
以前は旅館の玄関には四尺(約直系120cm) の大提灯がお客様をお出迎えしていましたが、これも被害を受けてしまいました。
昨年末、旅館のシンボルマークともなるこの大提灯を復活させるべく、寄贈主さまから地獄温泉の名前入り四尺提灯の作成をご依頼いただきました。
本日はその大提灯の作成現場に寄贈主さまとともに作業の進捗状況を確認しにいきました。
竹骨はすでに組みあがっており、本日は和紙の貼り付け作業です。
しっかりくっつくようにノリにボンドも混ぜられています。
これをすべて手作業で刷毛で丁寧に貼り付けていきます。
一時間ほどで四分の一ほどの範囲の和紙が貼り付けられました。
和紙がすべて張り終わると、名入れ作業になります。
本日の作業はここまで、なかなか集中力の必要な仕事です。
出来上がりが楽しみです。